14日の流れ

東北道那須へ。
まずは、大丸温泉の川がそのまま風呂な温泉に入る。
まぁ、それなり。
その後、北温泉へ。
やられたなぁ。
完全に北温泉にノックダウンされたよ。
車をとめて、5分ほど歩いたところにある一軒宿なんだけど
もう、なにか建物から妖気が出てるもの。
帳場の中にいる宿の主人は何故か、一心不乱に電話帳を読みふけっているし。
建物の中には祭壇らしきものがあったり、
お香というより線香の匂いがたちこめているし、
増築を重ねられた建物は、もう外だか中だか輪からない摩訶不思議さ。
極めつけは、廊下の先にある天狗の湯で
廊下の先にまさに唐突に現れ、扉もしきりもなく、
廊下の先に湯船があるのでした。
もう、ほんとにこの雰囲気はここでしか味わえない世界でしょう。
いくら汚くても、隙間だらけで外が丸見えでも、湯船がぬるぬるでも
OKです。
この北温泉ワールドを守りぬいて欲しいです。
北温泉万歳。
ちょっと、宝川の王泉閣を思い出した。
王泉閣ワールドは世代交代でかなり薄められているのですけど
どっちも頑張って欲しいぞ。