昨日のタランボの話で思い出したのだけど、
昔、小学生の頃、親父と海で釣りしてたら
知り合いの漁師がやってきて、網にイルカがかかったから
持っていかないかといわれて、まぁせっかくだからと貰ってきたことがあった。


貰ってみたのはイイが、体長160cmほどのまるまんまのイルカ一本。
見なれたフリッパーとかの愛嬌のあるくちばしのとんがったのではなくて
くちばしのないつるんとした顔の、ちょっと間抜けなイルカ。
その頃親父はVWのビートルに乗っていて、
どうやって持ちかえるか二人で悩んだ末、
丸いボンネットにロープでイルカを括り付けて持って帰ってきた。
その後、庭で解体作業。
すごい皮下脂肪で包丁では話にならず、
鉈とのこぎりで解体した。
すさまじくハエが集まり、匂いもすごく、
やはり海の生物なれど魚類ではなく哺乳類、
内臓がなんか生々しくて、情けないがけっこうめげた。
解体作業で家族一同かなりめげて、近所中に配って
うちで食べたのは少しにしたっけな。