6月2日のできごと

neriume2004-06-04

実は、今回行った塩ノ沢峠などのコースは
前から行ってみたくて、ずっとあたためていた。
んで、朝起きれば天気よし。
休みは明日まであるし、明日も天気はいい。
行くしかないわけで、
早朝、どたばたと準備。
あちこちひっくり返してツーリングマップを探しだす。
荷物は極力持っていきたくない。
リュックなんかしょっちゃったら練習にならんから。
考えに考えて、コンタクトはやめて眼鏡で。
これでコンタクト用品はいらない。
着換えは宿に着いたら洗うからいらない。
温泉宿に泊まれば、浴衣があるし。
タオルも歯ブラシも宿にあるからいらない。
フルチンで浴衣着るプレイはちょっと照れるので
パンツ1枚だけ持つ。
いつもの練習より多い荷物はパンツ1枚だけ。
あ、あとツーリングマップ。
この地図、2輪用のコンパクトな地図。
俺のは10年以上前のでかなり情報古いけど。
これをいれる場所が無い。
ドルバックとサドルのあいだに丸めて突き刺してみたけど
峠の下りで落としたら終わりだ。
ひらめいたね、ツールボトルにベルクロでとめた。
ここならすぐ見れるし、落してもわかる。
さて、出発、と思ったら、後輪のサイドが微妙に切れてる。
触った感じ、貫通してるかしてないかの微妙な感じ。
少しでも早く出たかったけど、
山ん中でタイヤバーストはかんべんなので、
さっさと交換。でも中古。
車に自転車のせてやっと出発。
近所のスタンドで給油。
ハイオク120円ってなんだよ。
スタンド出たのはすでに8時半。
本庄児玉まで関越で。
神流湖をかすめつつ、道の駅上野に到着。
やっと、走り出したのが11時。
まずは塩ノ沢峠。
ああ、いいです。
荒れ目ではあるけど、交通量皆無。
新緑、初蝉の声。
鳥たちが鳴き、尺取虫が路面を這ってる。
そこかしこから涌き水ジャージャー。
勾配も8パーくらいで快適。
下りは荒れまくっていて、走りづらく登ってきた速度と
かわらんスピードしかだせん。
ま、いいの、下りは。遅いと寒く無いし。
下りきるとそこは、谷あいの寒村。
のぼり気味の道をキョロキョロしながら快適スピードで。
次、田口峠。
ここがまた素晴らしい。
ここも交通量皆無。
上に行くにしたがって、ウネウネのつづらおれの連続。
見た目すごくきつそうに見えるのに、
これがまた人にやさしい勾配で、
しかも急な勾配の変化が無くて、登りやすいことこの上なし。
自分が速くなっちゃった錯覚にとらわれそうになるな。
気持ちよく登って、信州側へ。
一気に臼田まで下り。
道はそれなりなので、それなりにスピードが出るんで寒い。
膝腕ヲーマー、腹にバンダナ突っ込んで、ウィンドブレーカー。
それでも寒い。
臼田近くで、非常に雰囲気のよい神社があったんで
ちょっと休憩。
ここでやっと携帯がつながった。
片岡さんのメールを読んだら、新海神社が良いと書いてある。
フーンと横を見ると新海神社って書いてある。
おぉ、素晴らしい。
メモってきた電話番号で宿に電話。
明治温泉旅館は感じの良い対応。
Y谷温泉はだめ、一人客を泊めたくないのはわかるけど
みえみえだぞ。


麦草のとりつきの八千穂まで淡々と。
旧道を走ってたら、自転車乗った校則ヘルメットな小学生が
すごい目でこっち見てる。
なんであんた大人なのにヘルメットかぶってんの?
みたいな目。
ヘルメットな大人もいるのよ。
八千穂から麦草へ。
ぐわー、やさしくない道。
どわーっと直線で10パー近い道。
でもそれも、別荘地帯で終わり、そこからは
8パーそこそこの気持ちの良い高原の道に。
標高100メートルごとに標示があるのがありがたい。
八千穂で標高900m。
標高差かるく1000m以上。
補給食もかなり計画通りで、半分ほど登ったところで
残り5個入り粒あんパンが1個。
標高1800m位から9パーくらいに。
急に足にきて、あわてて最後のあんパンを食べる。
2000mを越えて、よーしもうすぐ、と思っても
なかなかつかん。
勘違いしてた。
麦草峠って2050mくらいだと思ってたら、
2127mもあったのね。
計算狂って、最後の100mで一気にハンガーノック
へろへろ。
かなりレロレロで宿到着、6時ちょい前。
走行距離110Km。
着くなり、お茶請けとお茶をむさぼる。
強烈に腹がへって手が震えてるけど、やっぱり風呂。
浸かりながら足モミまくり。
風呂は地下1階、部屋は2階。
風呂から出て、部屋までの階段がきつすぎる。
ゼーゼー言いながら登って、もうひと頑張りで洗濯。
やっとめし。
ビール頼むと、おぉ、大瓶ちゃん。
だけど全然冷えてない。
普段なら文句ブーブーだけど、それでもうまく感じる。
食べ始めると、もう、我を忘れたハイエナで
歯止めきかず。米が舌の上で一瞬で溶けるような感じ。
おひつを2回お代わり。
部屋に戻る階段がきつすぎる。
布団に倒れこみ、そのまま寝てしまいたかったが
温泉好きとしてはもう一回くらい入りたい。
缶ビールを飲みながら、半死状態。
その後、もう一回風呂に入ってから爆睡。