昨日深夜午前3時過ぎ、トイレに起きた。
夜中でも昼の暖かさの余韻がかすかに残っている。
手探りでトイレの電気だけつけて用を足し
電気を消して薄暗くなった瞬間、
ピーっていう電子音がかすかに聞こえた。
ハッと緊張する。
こんな電子音のするものはうちにはないし、ましてや深夜だ。
目の前には玄関のドア。
ドアの向こうにまさか誰かいるのか。
しかも電子音のする何かを操作する誰かが。
ぞっとしつつ息を殺してドアに近づき気配をうかがう。
5秒10秒・・・
ドアの向こうには気配は感じられない。
そっと緊張をときかけて普通に息を吸った瞬間
左の鼻の穴がピーっと鳴った。
ずっこけた。
ドリフなら上からタライが落ちてきたとこだ。
そんな春一番が吹いた日の深夜のできごと。