焚火大宴会


思えば焚火宴会をやろうとかとー家と話してから3年。
会うたびに焚火焚火とうめきあいながらついについに実現した。
3連休の現場が急にとんでしまいこれはもう行くしかないと
いつものように突発的に発作的に夢の焚火宴会は実現にこぎつけた。
キャンプ地は野反湖しかないと前々から決まっていた。
実現が決まった実施日数日前には天気予報も最高だった。
んが、実際には天気は雨雲が抜けきるのが時間がかかっていて
出発の8日の朝の段階でその日の夕方までは大荒れに変わっていた。
さすが上越国境、読みずらい。
出発の朝、東京は最高の天気。
青空がまぶしい中集合。
集合にもひと悶着あって実に我々らしいのです。
いざ集合して俺の車に装備を積みかえるだんになって
車のトランクルームと装備の量を見比べてみると
どう見ても入るようには見えない。
それでも全員総力をあわせてなんとかぎっちぎちに積めこみ
ホっとする。
んで、出発なのだが天気のせいでどこへ行くかいまだに決まっていない。
ブレーキを離す瞬間まで迷ったが、
徹底的な快晴を選んで第二候補だった青木鉱泉にむけてアクセルを踏んだ。
どたんばの行き先変更で何も考えず中央高速に乗ったら
3連休ドピーカンなわけで大渋滞。
大月のむこうまでじりじり進む。
BGMは泰安洋行
じりじりしか進まなくてもいらつかない。
それでも韮崎のスーパーマーケットには10時半にはついた。
足りない食料と大量の酒を買いこみさらに車内はギューギュー詰に。
それでも猛烈な晴れ加減で地形的に見えるであろう山という山は
全てくっきりはっきり見える最高の天気に全員笑顔で山に入っていくのです。
山道にはいってBGMはワイルドマーマレードのライブ盤へ。
徐々に車内は異常な盛り上がりとなりはじめた時
俺の座席の下からコロコロとでかいバネが。
こ、これは、
これは車の部品ではない、誰かのたがだ。
いや全員のたがか。
たがが外れたのだー。
そこからは一気にハイ状態で山道をズンドコ突き進んでいくのです。
つづく。
なお「のです」というフレーズは細野中毒のためである。