海と太鼓とハンバーガー

neriume2007-03-12

千葉駅の近くのホテルで仕事。
サクッと午前中で終わらせる。
いい天気だ。
海が近い。
穴川からのって帰ってしまうのはもったいない。
幕張の海へ。
海浜幕張近辺、以前は仕事で頻繁に来ていたのだが最近は滅多に来ない。
頻繁に来ていたのは10年ちょっと前くらいかな。
そのころ良くいったところがある。
ビル街のはずれに建築予定地があってそのわきのダートの雰囲気の良い小道から
防風林を越えて海に出られるところがあった。
千葉側には大規模な海浜公園、東京側には工業地帯。
そんなはざまにぽっかりと忘れられたかのような砂浜ののんびりとした海があった。
ひっそりとあったので滅多に人が来ることもなく
仕事仲間でキャッチボールしたり弁当食べたり昼寝したり、
その辺に行くたびによったものだった。
あの海に久しぶりに行ってみよう。
そして太鼓を思いっきり叩こう。
テクノガーデンのマックでてりたまLLセットと三角チョコパイを買いこむ。
車を走らせる。
場所は忘れていない。
川を越えてここだ、ここを左に入るんだ。
建築予定地にはもう立派な建物がたっていた。
海へと続くはずの道のわきにはプレハブがあって
なんとか公園駐車場一回利用600円と書いてある。
あぁー、変わってしまったんだなと車を近づけると
係りの兄ちゃんが出てきた。
いきなり出てこられても困る。
心の準備がないんだから。
しばし30秒ほどにらみ合ったがいったいあの海がどうなったのかが見たくて
兄ちゃんに600円渡す。
1台の車も止まっていない広大な駐車場に車を停めて
ジャンベと「てりたま」を持って芝生の綺麗な公園を突っ切って海へ向かう。
公園の脇にはなぜかマウンテンバイクのコースがあってそれはそれでなかなか
楽しそうだった。
起伏のあるそのコースも越えて低木帯を越え海に出た。
なんだか立ち入り禁止だとか護岸だとかで変わってはいたけど
ぽっかりと忘れられたかのようなのんびりとした海がそこにはあった。
草地に腰を下ろしてマックをほおばる。
そして思いっきり太鼓を叩いた。
だけどジャンベってどう叩くのかすらわからないんだよな。
でも叩く。
力いっぱい、手が痺れるくらいに。
はるかかなたに見える海ほたるくらいまで届けよ。
俺の中の俺ではないものをすべて叩き潰せ。
汗だくになってその場に倒れこんでしばらくそのまま昼寝。
陽射しが草が砂が海が、すべてが気持ちいい。


毒を出しきって帰る。
夕方になってしまったので高速乗るなり大渋滞。
でもねルシンダのこないだ買ったアルバムを聞きながらシェイカーをふっていれば
苦でもないんだな。
まるでロードムービーのようなアルバム。
いいねぇ。
新作よりこっちがいいな。
高速上で給油の警告灯がついてちょっと焦ったけど。
帰ってきていつも行く近所のスタンドへ。
オイル交換をずっとしたいと思っていたのだがディーラーに行く暇がない。
これからもいつ行けるかわからないので、試しに給油したあと聞いてみる。
すぐできると言うのでやってもらう。
何とか会員になったのでオイル交換一回無料、手荒い洗車一回無料、
一年間、ヲッシャー液、クーラント、バッテリー液が入れ放題無料になった。
ヲッシャー液はすぐになくなるのでちょっと嬉しい。


ちなみに画像はてりたまであってケツではないぞ。