6月10日のできごと 3

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穂高が見える。
頂上付近は雲がかかっているけど
涸沢よりちょっと上まではきれいに見える。
気持ち良い日和で、根がはえそうではあるが、
出発。
今度は下りの窯トンネル。
地獄の入り口のようなトンネル入り口に突入。
途中までの新しい2車線区間はなんてことはない。
で、問題の恐怖の1車線区間
信号は赤。
380秒待ち。
待つ。
後ろから、数台のバスが来て俺の後ろで信号待ち。
ながーい信号が青に。
後ろのバスたちを先に行かせて発進。
と、走り出してすぐに後ろから数台のトラックが。
先に行かせたいとこだがもうだめ。
急な下り。
ずぶ濡れ、穴だらけ、わだち、と悪条件てんこもりで
横によって先に行かせる余裕なし。
行くしかない。
前にバス。
後ろに数台のトラック、っつー最悪な感じで地獄へ突入。
次から次へと荒れた路面が現れ、
一瞬も気が抜けない。
集中力を失ったらそく落車だろう。
この状況で落車したら後ろのトラックにひかれてしまうのか。
トラックとの車間距離を確認したいけど
後ろを振り返るなんてことはできない。
アドレナリンでまくりでまさに必死で走る。
向こうに、出口の光が見えた時は心底ホッとした。
いや、どっと疲れた。
宿に戻るため、また、安房峠を登る。
宿に帰りつき、着換えも兼ねて風呂を使わせてもらう。
あぁ、極楽。
撤収して出発。
帰りがけにもうひとっプロ浴びたかったんで
白骨温泉による。
時間17時15分前。
泡の湯大露天は時間的にだめなので
公共の露天へ。
うお、17時で終わりだよ。
ダッシュでセーフ。
こんな時は服脱ぐの早いよ。
ズボンとパンツと靴下、全部一緒に脱いじゃうもんね。
誰もいなくて貸し切り状態。
またまた極楽。
風呂上りに、日帰り客のいなくなった落ちついた
白骨をぶらっと歩いてから、松本に下る。
けっこう疲れた。
明日の仕事が中止になりかけていて、
あっても夜から開始。
あー、めんどくさいからもう一泊しちゃおう。
たしか松本市内に、1泊4800円のビジネスホテルがあった。
というわけで、そこらの中華料理屋でめし。
酒屋によって、今日の晩酌分を買いこんで、
ビジネスホテルへ。
がーん、満室だって。
ここまで来て路頭に迷うのか。
どうしようか、しょうがないから東京へ戻るか。
と、車を走らせたらすぐに別のビジネスホテル発見。
かけこんで、空室があるか聞く。
5000円の部屋が空いてた。
よかったよかった。
チェックイン。
明日の天気、午前中はなんとか天気がもちそうだ。
もうひとっ走りして帰るかね。
就寝。